2009-01-01から1年間の記事一覧

輪島のプレミアム商品券 初日、6500万円分販売

輪島市の輪島商工会議所と門前商工会は三十一日から、同市役所ロビーなど市内十七カ所で、10%得になるプレミアム商品券の販売を始めた。 商品券は、千円の商品券十一枚つづり(一万千円分)一冊を一万円で販売し、発行総額は一億円。 初日は午後四時まで…

段差楽々 折り畳み台車 室内用 高齢者向けに開発

白山市乙丸町の機械部品加工業、瀧元達雄さん(70)が、てこの原理を利用して段差を乗り越えやすい室内用の折り畳み台車を開発した。 台車は持ち手の高さ七十センチ、台座の縦五十四センチ、横が三十七センチ。持ち手を「ハ」の字形にして後輪を支点に前輪…

守りたい 希少生物 県立自然史資料館が企画展

絶滅の危機にある動植物に目を向けてもらおうと、金沢市銚子町の県立自然史資料館で企画展「守ってあげたい生き物たち−石川の希少野生動植物」が開かれている。七月五日まで、入場無料。(本安幸則) 県内に生息する希少野生動植物二十一種(国指定六種、県…

デカしんみり 57回目誕生日 いしかわ動物園 山本園長が退職

いしかわ動物園(能美市)の園長、山本康夫さん(65)が三十一日付で退職し、長年愛した動物たちに別れを告げた。この日は同園で飼育されている国内最高齢の雌カバ「デカ」の五十七回目の誕生日。全国各地に同園の名を広めたデカが、園長の“卒業”を見送っ…

看護師目指す金大生 高齢、障害者の歩み記録

金沢大で看護師を目指して学んでいる学生たちが、四月から聞き書きサークル「星ことば」を立ち上げ、活動をスタートさせる。高齢者、障害者ら市井の人たちに耳を傾け、その人たちの人生の歩みを記録としてつづる。「患者に人として向き合い、寄り添える医療…

手作りの能登どうぞ 金沢・石引 あすオープン

能登地方の伝統技術や自然などを生かした品々を展示販売するショップ「小立野大地 生(いきる)」が来月一日、金沢市石引四の秀晃ビル一階にオープンする。野田美代子店長(67)は「手作りにこだわり、作り手と受け手の心の交流をできる店にしたい」と意気…

能登食祭市場 道の駅に 登録証伝達式 観光客増へ期待

七尾市府中町の観光施設「能登食祭市場」が国土交通省の「道の駅」に登録され三十日、市役所で登録証の伝達式があった。 食祭市場を運営する「香島津」が市を通じて国交省に申請。全国に九百カ所ある道の駅のネットワークを通じて観光情報の発信ができるほか…

維新プラン6月提案 小松市長 当選の和田氏意向

小松市長選で初当選した和田慎司氏(57)は三十日、あいさつのため金沢市南町の中日新聞北陸本社を訪れた。和田氏は選挙戦で訴えた「小松維新」の具体化プランを市議会六月定例会に提案する意向を示した。 市役所に設ける方針の営業部については「小松を売…

県産酒米『石川門』原料の手取川 純米吟醸 瓶詰め

県独自の酒米「石川門」を原料にした吉田酒造店(白山市安吉町)の「純米吟醸石川門生原酒手取川」の瓶詰め作業が三十日、同店瓶詰め工場であった。四月一日から金沢、白山両市を中心に南加賀一帯で発売される。 同店が、地元の農業法人「うちかた」に依頼し…

市児童相談所 一時保護所が開所 教育プラザ内 中核市全国2例目

金沢市が教育プラザ富樫(同市富樫)に建設を進めてきた市児童相談所一時保護所が完成し、三十日に開所式があった。 一時保護所は虐待、養育困難、非行などの理由で子どもを一時的に保護することを目的に児童相談所に設けられる施設。子どもの行動観察や心理…

ハマダイコン かれんに咲く 白山・平加町

白山市平加町の県道沿いに群生しているハマダイコンが小さくかれんな花を咲かせ、春の浜風に揺れている。 花弁は四枚あり、長さそれぞれ二〜三センチほど。薄い紫色の縁取りのある花も多い。毎年ここで花を咲かせているが、地元の人によると、今年はやや早め…

名前から1文字 金沢で書道展 2歳〜小6の5220点

自分の名前の中から好きな一文字を書いた「名前一文字展」が、金沢市下本多町の金沢ふるさと偉人館で四月五日まで開かれている。 会場には、市内や近郊の二歳児から小学六年生が毛筆や鉛筆で自由に表現した五千二百二十点の書道作品が並ぶ。子どもたちは大き…

春告げる桜飾り作り 輪島・重蔵神社 曳山祭に向け準備

輪島市河井地区の厄年男性組織・智翔(ちしょう)会は二十九日、同市河井町の重蔵会館に集まり、重蔵神社曳山(ひきやま)祭(四月五、六日)のための桜飾り作りをした。 鳥本昭夫会長をはじめ、会員や家族ら約四十人が参加。二月下旬に市内で伐採した柳の枝…

白山市民400人『そーれ』 合併5年目 大綱引き

総勢四百人の市民が長さ約六十メートルの綱を引き合う「まるごとはくさん大綱曳(ひ)き」が二十九日、白山市倉光の同市役所駐車場で開かれ、市内各地域から参加した大人や子どもが心地よい汗を流しながら交流した。 合併五年目となる同市の地域間交流、世代…

反戦の心 後世に 川柳作家・鶴彬の句碑除幕

反戦の川柳作家鶴彬(つるあきら)の生誕百年を記念した句碑の除幕式が二十九日、かほく市高松の生家跡と、近くの真宗大谷派浄専寺境内の二カ所であった。 映画「鶴彬 こころの軌跡」の神山(こうやま)征二郎監督の選句、筆により、生家跡には「可憐(かれ…

パン焼き ほやほや 能登に『ケロンの村』オープン

能登町の住民グループ「能登ふれあいガーデン委員会」は二十八日、耕作放棄地を自然体験などの場として整備した「ケロンの村」(同町中斉)で開村イベントをし、地元住民らがパン焼き体験などを楽しんだ。二十九日まで。 委員会代表の上乗(じょうのり)秀雄…

♪地震被災地に元気な歌声♪ 

能登半島地震からの復興を祈念した穴水町主催のコンサートが二十八日、のとふれあい文化センター(同町内浦)であり、住民百十二人でつくるコーラス隊が元気な歌声を披露した。 町がメンバーを募集し、昨年六月から月一回練習を重ねてきた。オーケストラ・ア…

イワナ、ヤマメ釣果上々 白山・直海谷川 漁解禁

白山市河内地域を流れる直海谷(のみだに)川で二十八日、イワナ、ヤマメ漁が解禁された。好天にも恵まれ、多くの釣り人が早朝から渓流釣りを楽しんだ。 所々に雪が残る川岸で、釣り人たちはイクラやブドウムシ、ミミズなどを餌に釣り糸を垂れた。地元の人た…

『左党』待望 広がる味わい 『石川門』の新酒 販売開始

県内酒造六社でつくる「酒米石川門の会」は二十八日、県独自の酒米「石川門」を原料に、初めて造った新酒を発売した。大和香林坊店の売り場では「石川の酒美人」がPR。各蔵が吟醸酒や純米酒のラインアップをそろえ、金沢市のめいてつ・エムザや県内の酒販…

法廷表現 正しく手話通訳 裁判員の“耳”役 研修会

五月に始まる裁判員制度を前に、聴覚障害者が裁判員や候補に選ばれた際に必要となる手話通訳士の研修会が二十八日、金沢市高岡町の松ケ枝福祉会館であり、自らも聴覚障害者の弁護士田門浩さん(川崎市)が「発言の意味を正しく伝える工夫が大切」などと呼び…

重量挙げ男子53キロ級 高倉(津幡)2位 全国高校選抜大会

ウエートリフティングの全国高校選抜大会は二十七日、金沢市総合体育館で軽量クラスの五階級各二種目(スナッチ、クリーン&ジャーク)を行い、男子五十三キロ級の高倉玄喜選手(津幡二年)が計百九十キロで2位に入った。同六十二キロ級の広瀬祐人選手(珠…

『横断中』旗 自主運用に 風で飛ばされ/容器の缶にごみ 

内灘町は、子供の交通安全で横断歩道に設置していた「横断中」と書かれた黄旗(横断旗)を、旗入れ缶ごと撤去した。四月から横断旗の管理・運用を地域の自主防犯組織や小中学校に切り替える。二十七日、地域防犯活動に積極的に取り組む千鳥台防犯自警パトロ…

一本杉通り 永遠に シンボルマーク決まる

七尾市の一本杉通り振興会がPRや商品開発に役立てようと、地元商店街のシンボルマークを決めた。通りのブティックは、商品第一弾としてマークと花嫁のれんを柄にした“一本杉バッグ”を開発した。 マークは、通りの一本杉町と生駒町の最初の文字「い」、無限…

輪島の八世乃洞門 新トンネルが貫通

能登半島地震で被害を受けた輪島市町野町の国道249号八世乃洞門(はせのどうもん)に代わるトンネルとして、隣接地で建設工事中の「八世乃洞門新トンネル」(七百二十二メートル)が二十七日未明、貫通した。午後四時すぎには、貫通部分も縦約一メートル…

巌門遊覧船 準備OK 能登の船旅 1日再開

能登半島に観光シーズンの訪れを告げる「巌門(がんもん)遊覧船めぐり」が四月一日から始まるのを前に二十七日、船を運航する「能登金剛遊覧船」は四隻の船の検査を受け、開始を待つばかりとなった。 遊覧船は日本海に連なる奇岩に迫り、日本最古の木造和式…

臼淵大尉の名 後世に 能登町の有志が顕彰碑建立

太平洋戦争中、戦艦大和で起きた若手士官の論争を収めたことで知られ、能登町にもゆかりのある臼淵磐海軍大尉=享年(21)=を後世に伝えようと、同町の住民グループが顕彰碑を完成させた。 碑は高さ一・五メートル、幅二メートル、厚さ三〇センチの黒御影…

育児用品求めにぎわう リサイクルへ20家族出店

不用になったベビーカーなどの育児用品を売買できるフリーマーケット「育児用品リサイクルショップ」が二十六日、金沢市稚日野町北のいしかわ総合スポーツセンターで開かれ、若いお母さんや、孫へのプレゼント目当てのお年寄りらでにぎわった。 県内の二十家…

被災者助けるワン 津幡で県災害救助犬審査会

県災害救助犬審査会が二十六日、津幡町の県森林公園で開かれた。がれきの中から被災者を捜す実技試験などを行い、十頭を県の災害救助犬に委嘱した。 ラブラドルレトリバーやシェパードなど県内の愛犬家十人の二十六頭が参加。リードなしで指示通りに動けるか…

『呑みボラ』出来上々 飲んで手助け 能登の被災酒蔵

「お酒を飲んでボランティア」をうたい文句にしたユニークな日本酒が、輪島市鳳至町の中島酒造店で出来上がった。能登半島地震で被災した造り酒屋を支援する「酒蔵トラスト」の仕組みを活用した、その名もずばり「呑(の)みボラ」。趣旨に賛同して購入を申…

県指定文化財 『倶利伽羅峠道』など3件 県文化財保護審が答申

県文化財保護審議会は二十六日、史跡の「北国街道倶利伽羅峠道(ほっこくかいどうくりからとうげみち)」(津幡町)、天然記念物の「ホクリクサンショウウオ生息地」(羽咋市)と「平等寺(びょうどうじ)のコウヤマキ」(能登町)の三件を県文化財に指定す…