2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高架下 虹の架け橋 金沢北陵高有志 駐輪場に壁画

県立金沢北陵高(金沢市吉原町)の生徒会と有志生徒六人が、北陸自動車道百坂高架橋下の同校駐輪場四カ所に描いた壁画の除幕式が三十日、同所であった。 橋脚は、数年前から落書きが目立ったため、生徒会が昨年七月に壁画を発案。中日本高速道路金沢支社(N…

悠久の音色を奏でてみよう 能都中生が雅楽体験

能登町能都中の一年生が二十九日、同町宇出津の酒垂神社雅楽会のメンバーに教わって雅楽を体験した。 直垂(ひたたれ)姿の雅楽会の六人が笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)の三管を紹介。役割や吹き方について説明し、「越天楽(えてんら…

『恋みくじ』引いてね バレンタインにちなみ先着1000人

バレンタインデー(二月十四日)を盛り上げ、能登半島を訪れる観光客増を狙いに、気多大社(羽咋市)は二月一日、先着千人に縁結びの絵馬を無料で配り、「恋みくじ」という名のおみくじを引いてもらう。 気多大社は昨年から毎月一日、「ついたち結び」として…

ブラジル料理でスペシャル給食 小松・第一小 

県内で最も多く日系ブラジル人の子どもたちが通う小松市白江町の第一小学校で三十日、ブラジル料理の給食が出され、全校児童六百九十六人が同国の味を堪能した。 メニューは、豆スープの「ソッパフェイジョン」や鳥肉入りコロッケ「コッシーニャ」などブラジ…

新“金沢の味”34品目 加賀野菜をPR レシピ集完成

加賀野菜を使った新作料理のレシピを掲載した冊子が完成し三十日、金沢市尾張町の県菓子文化会館で関係者を招いた試食会があり、工夫を凝らした新たな“金沢の味”が披露された。 (本安幸則) 冊子は「加賀野菜料理集」。加賀野菜の消費拡大と金沢の食文化の…

生徒と協力、文化財救え 加賀のNPO、レスキュー隊結成へ

文化財レスキュー隊の川下り体験に利用される新しい船着き場=加賀市の旧大聖寺川べり 加賀市のNPO(特定非営利活動)法人歴町センター大聖寺は四月から、同市や錦城中 生徒と協力して「文化財レスキュー隊」を結成する。放置すると失われるような有形、…

パリで実務者協議 金沢市、ユネスコ創造都市ネットワーク登録へ

金沢市が幹部職員を派遣するユネスコ本部=パリ市内 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「創造都市ネットワーク」登録に向け、金沢市は 二月中旬に幹部職員を仏パリのユネスコ本部に派遣する。「創造都市」の実務責任者と協 議の場を持ち、昨年十月に申請し…

「お金払ってでも受けたい」 「神子原研修」に1000人

足りなくなった有料の資料を増刷する羽咋市一・五次産業振興室の職員=同市役所 良質コシヒカリ「神子原米」を核とした地域おこしに取り組む羽咋市神子原地区を訪れ る今年度の視察者が三十日までに、千人を突破した。案内する同市は資料代として一人千 円を…

石垣から赤い水 金沢・お堀通り

石垣のすき間から歩道に漏れ出した赤茶色の水=金沢市丸の内 金沢市丸の内の県道沿いの歩道で、沈床園側の石垣のすき間から「原因不明」(石川県 県央土木総合事務所)の赤茶色の水が漏れ出し、路面を汚している。水量は少なく通行の 妨げになってはいないが…

加賀野菜の新作メニューに舌鼓 料理集完成、金沢で試食会

発表された加賀野菜の新作メニュー=金沢市の県菓子文化会館 加賀野菜の新作メニュー30種類を収めた料理集が完成し、金沢市は30日、県菓子文 化会館で発表・試食会を開いた。試食会には料理・観光業界の関係者ら11人が参加し、 料理に舌鼓を打ちながら…

組合制作の映画『犬夢』公開 銀幕に映す新天地

金沢市の新天地商店街振興組合が同商店街を舞台に自主制作した映画「犬夢−The Night Before」が二十八日、同市香林坊のシネモンドで公開され、二回の上映に約二百人が詰め掛けた。 同組合理事長の西村道治さん(47)が壇上で「新天地のよう…

内灘町 小中校など全面禁煙 4月から 体育、教育施設も

内灘町のすべての小中学校や町立の主な体育・教育施設の敷地内での喫煙が、四月一日から全面禁止される。 二〇〇三年施行の健康増進法二五条では、学校や体育館などの施設管理者に対し、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙防止への努力を促している。 こ…

海から珍味珍客 白ナマコにびっくり

能登町松波沖で、体の大部分の色素がない白いナマコが見つかり、同町ののと海洋ふれあいセンターで飼い始めた。白ナマコは今月初めにも、近くの海で見つかったばかり。関係者は「なぜこんなにいるのか」と不思議がっている。 同センターによると、ナマコ採り…

いしる使って イカす味開発 『もみイカ』など主力商品セット

志賀町西海千ノ浦(さいかいちのうら)の水産物加工会社「西海水産」は、主力商品の「もみイカ」と「干しホタルイカ」に、いしるで味付けしてセットにした「烏賊(いか)くらべ」を開発した。パッケージデザインにも工夫を凝らした新商品で、二月十一−十三日…

女子14歳身長 石川っ子が全国一 県保健統計 08年度、平均157・6センチ

県の二〇〇八年度学校保健統計調査の結果が二十九日発表され、女子十四歳の平均身長は一五七・六センチで全国一位となったことが分かった。このほか、男子十五歳(一六九・三センチ)と十三歳女子(一五五・九センチ)が二位となり、十七歳では男子(一七一…

小松駅前「熱狂の週末」 今秋、金沢手本に屋外演奏会開催

今秋、生演奏が繰り広げられるJR小松駅西口市民広場 小松市吹奏楽協会は今秋、JR小松駅前で毎週末に屋外演奏を実施する。十一月に創立 三十周年を迎える協会の存在を内外に発信するとともに「ラ・フォル・ジュルネ金沢『熱 狂の日』音楽祭」(北國新聞社…

源泉に漬け込んだイワナの一夜干し商品化 白山・白峰の有志 今夏にも販売

イワナの一夜干しの商品化を目指す山口さん(右)と臼井さん=白山市白峰 白山市白峰の住民でつくる「白山しらみね自然学校」の山口幸一代表(66)ら有志が 二十九日までに、白峰の源泉に漬け込んだイワナの一夜干しの商品化に乗り出した。地域 の誇る資源…

駐車場足りず路上乗降 観光バス増加の金沢・東山 市は臨時整理員を配置

駐車スペースが不足し、国道沿いに観光バスが連なるひがし茶屋街周辺=25日午前9時半、金沢市東山1丁目 金沢市は二十九日までに、ひがし茶屋街の近くに位置する市営「東山観光バス駐車場」 に臨時整理員を配置し、バスを近くの駐車場に誘導する取り組み…

「石川の善意忘れない」 コソボのネジール君、北國新聞社に感謝の手紙

義眼を新調し、バスケットボールを楽しむネジール君=昨年12月、金沢市十一屋小 昨年十二月に再来日し、金大附属病院で義眼を新調したアルバニア系男児ネジール・シ ニック君(12)=コソボ共和国在住=から二十九日までに、感謝の手紙が北國新聞社に 届…

内灘町 新築住宅購入に奨励金 転入者ら対象に 定住への起爆剤期待

内灘町は、町内に住宅を新築・購入した町外からの転入者らを主な対象にした奨励金制度を近くスタートさせる。人口増のかぎを握る白帆台ニュータウンへの入居者には特に手厚い内容となっており、定住促進の起爆剤となることが期待される。 (網信明) 奨励金…

駅西広場再整備 横断歩道などで意見噴出

二〇一四年度末までの北陸新幹線開業を見据えた金沢駅西広場再整備検討委員会が二十八日、市役所であり、市側が路線バスや駐車場など駅西広場の配置計画案を示したが、横断歩道の設置などを巡って意見が相次いだ。 (星野恵一) 計画案では、駅西口の左手に…

奥能登の味 世界へ発信 東京で来月 能登町商工会が出展

奥能登地方に伝わる、イカの内臓で作った魚醤(ぎょしょう)「いしり」が、二月に東京で開かれる「世界料理サミット2009」に出展されることになった。関係者は「世界にアピールする千載一遇のチャンス」と期待を込める。 (上野実輝彦) このサミットは…

擬餌針作って笑顔釣る 小松の授産施設『九谷の里』

小松市正蓮寺町の身体障害者授産施設「九谷の里」は、昨年十二月下旬から釣りの擬餌(ぎじ)針作りを請け負っている。不況でほかの仕事が減る中、職員の“営業”が実を結び、獲得しただけに、利用者や職員は「できることを頑張りたい」と作業に励んでいる。(…

応援歌 学生歌 鶴来高 創立70周年に復活へ

白山市の鶴来高校が二〇一三年の創立七十周年に向け、かつて歌われていた応援歌、学生歌の復活を進めている。人間関係づくりが難しい今の時代だからこそ、肩を組んで歌うような古き良き時代の青春賛歌を生徒に伝えたい考えだ。 (松本芳孝) 二〇〇八年度は…

眼鏡の試作品完成 田鶴浜建具の技術 鯖江の業者と開発 ソメイヨシノ利用

完成した眼鏡の試作品について話し合う関係者=七尾市の田鶴浜建具センター 七尾市の田鶴浜建具工業協同組合と鯖江市の眼鏡業者団体「鯖江ファクトリーユニオン 」が木の部材を使って開発していた眼鏡の試作品が完成した。同ユニオンのメンバー三人 が二十八…

キリスト生きている? ミケランジェロの「ピエタ」 金沢医大の篠原教授、解剖学で新設

ミケランジェロが制作したサン・ピエトロ大聖堂のピエタ(篠原教授撮影) 金沢医科大医学部の篠原治道教授は二十八日までに、ルネサンス期の彫刻家ミケランジ ェロの作品「ピエタ」で表現されたキリストの亡きがらに、解剖学の見地から生きている 兆候を確認…

今冬初、インフルエンザ警報 石川県「大流行の懸念」 患者が急増

石川県は二十八日、今冬初めてインフルエンザ警報を、能登北部を除く県内四地域に発 令した。四地域では今年第四週(十九日−二十五日)の定点医療機関当たりのインフルエ ンザ患者数が基準値である三十人を超え、最も高い南加賀地域は四十七・三人(前週十四…

孤立4日間「助け合う」 能登大雪、石動山の4世帯 除雪車見て「やっと町へ」

車両通行再開に向けて生活道路を除雪する住民=七尾市石崎町 能登南部を襲った大雪の降り始めから四日たった二十八日、七尾市や中能登町の除雪が 遅れていた地域でも車両が通行できるようになった。同町石動山地区も孤立状態が解消し 、互いの家を除雪し合う…

裁判員制度、大丈夫? 金沢弁護士会、対象事件の登録3割 負担大きく敬遠

研修会で法廷弁護技術の向上に努める弁護士=2008年11月、金沢地裁 五月に始まる裁判員制度の対象事件で国選弁護を引き受ける金沢弁護士会の弁護士が三 割弱にとどまっていることが二十八日、日本司法支援センター石川地方事務所(法テラス 石川)の調…

ホンモロコ養殖 麩活用 県内水面水産センター 規格外製品を餌に

高級魚「ホンモロコ」の養殖研究に取り組んでいる加賀市山中温泉荒谷町の県内水面水産センターは、金沢市の麩(ふ)製造業者の規格外製品を餌として利用できるとする実験結果を明らかにした。 試験は昨年九〜十月に実施。「加賀麩不室屋(ふむろや)」(金沢…