つばた弁当 身近に きょうから土曜に店頭販売

つばた弁当 身近に きょうから土曜に店頭販売

 津幡町観光協会が地元食材を使って手掛ける地域おこし弁当「つばた弁当」の店頭販売が、七日から毎週土曜日に限り町内二カ所で始まる。これまでは同協会を窓口に十個以上の団体向け予約販売のみだったが、「ぜひ食べてみたい」と一個売りを求める声が多かった。(山森保)

 JAグリーンかほくの直売所「そくさいかん」(同町舟橋)、道の駅「倶利伽羅塾」(同町竹橋)で、一個七百円で販売する。店頭販売用に容器を中身が見えるタイプに変更した。当面は各五個ずつ置くが、反響次第で数を増やす。既に「取り置いてほしい」と二施設で計二十個以上の予約が入っている。

 町観光協会では「売れ残りをなくすため、団体向け予約販売のみだった。個人客にも販路を広げることで、つばた弁当をもっと身近なものにしていきたい」と期待する。

 同弁当は地産地消の推進、観光PRなどを狙いに、二〇〇七年六月に商品化。地元産コシヒカリをはじめ、マコモ、シイタケ、倶利伽羅そばなど町名産品を満載。町飲食業環境衛生同業組合が製造を担当し、七百−千円の三種類ある。

 昨年四月から今年二月末までの販売数は、二千八百五十個(月平均約二百六十個)。