ブラジル料理でスペシャル給食 小松・第一小 

ブラジル料理でスペシャル給食 小松・第一小 

 県内で最も多く日系ブラジル人の子どもたちが通う小松市白江町の第一小学校で三十日、ブラジル料理の給食が出され、全校児童六百九十六人が同国の味を堪能した。

 メニューは、豆スープの「ソッパフェイジョン」や鳥肉入りコロッケ「コッシーニャ」などブラジルの一般的家庭料理。四年三組の教室では、児童三十六人が「いただきます」と大きな声であいさつをした後、給食を食べて「おいしいね」「甘いね」などと笑顔を見せていた。

 日系ブラジル人の藤川ヤン君(9つ)、小島マユミさん(9つ)、松永サユリさん(10)は「お母さんの作る料理と同じ味がする。今までの給食の中で一番おいしい」と話していた。  (増田育子)