悠久の音色を奏でてみよう 能都中生が雅楽体験

悠久の音色を奏でてみよう 能都中生が雅楽体験

 能登町能都中の一年生が二十九日、同町宇出津の酒垂神社雅楽会のメンバーに教わって雅楽を体験した。

 直垂(ひたたれ)姿の雅楽会の六人が笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)の三管を紹介。役割や吹き方について説明し、「越天楽(えてんらく)」を実演すると、生徒たちは真剣なまなざしで見入った。

 その後、生徒たちは三つの班に分かれて各楽器を体験。笙のグループでは「十種類の穴の押さえ方ができれば演奏できる」と教わり、実際に音色を奏でると「雅楽っぽい」と喜んでいた。 (上野実輝彦)