女子14歳身長 石川っ子が全国一 県保健統計 08年度、平均157・6センチ

女子14歳身長 石川っ子が全国一 県保健統計 08年度、平均157・6センチ


 県の二〇〇八年度学校保健統計調査の結果が二十九日発表され、女子十四歳の平均身長は一五七・六センチで全国一位となったことが分かった。このほか、男子十五歳(一六九・三センチ)と十三歳女子(一五五・九センチ)が二位となり、十七歳では男子(一七一・三センチ)が六位、女子(一五八・四センチ)が九位と上位に入った。

 身長、体重、座高の全国比較では、男女とも一部の年齢の体重を除いて全国平均値を上回った。男子七歳の身長(一二三・二センチ)と女子十六歳の体重(五四・五キロ)は、一九四八(昭和二十三)年度の調査開始以来、最高値を示した。

 治療済みを含めて虫歯がある割合は、幼稚園児を除いた各年齢層で全国より8・6−1・5ポイント高く、小学生が65・3%、中学生64・6%、高校生72・6%だった。

 裸眼視力が一・〇未満の割合は、小学生が全国平均より2・5ポイント高い32・4%、中学生が4・9ポイント高い57・5%、高校生は7・3ポイント高い65・3%だった。幼稚園児は平均を下回った。

 調査は、文部科学省が毎年、全国的に実施している。県内では幼稚園、小、中学校、高校のうち、計四百七十六校の六万七百六十二人(五−十七歳)が対象となった。 (山本義久)