テレビ会議で学校説明 七尾の小6、中学生活学ぶ

テレビ会議で学校説明 七尾の小6、中学生活学ぶ


 七尾市の北星小学校と北嶺中学校をつなぐテレビ会議システムを活用した学校説明会が十九日あり、画面を通して六年生十三人が中学一年生から学校生活を学んだ。

 同市では、二〇〇五年度の総務省の地域イントラネット整備事業で、全小中学校に光ケーブルとテレビ会議システムを導入している。しかし、利用率が低かったため、今月初め市教委が学校向けの研修会を開いて積極的な利用を促した結果、両校が応じた。

 北星小では、テレビ画面とテレビカメラが設置され、画面には北嶺中にいる中学生が映し出された。

 中学生は、学校生活についてスライドで説明。部活動の紹介では、中学生がカメラに向かって投げたボールが画面に迫ってくるなど、テレビをイメージした演出もあり、児童の笑いを誘った。

 六年生も画面の向こうの先輩たちに部活動について活発に質問していた。 (増井のぞみ)