内灘町 新築住宅購入に奨励金 転入者ら対象に 定住への起爆剤期待

　内灘町は、町内に住宅を新築・購入した町外からの転入者らを主な対象にした奨励金制度を近くスタートさせる。人口増のかぎを握る白帆台ニュータウンへの入居者には特に手厚い内容となっており、定住促進の起爆剤となることが期待される。　（網信明）

　奨励金は、白帆台で新築住宅を購入して町外から転入した場合、二人家族の世帯までは三十万円を交付。家族が一人増えるごとに十万円ずつ加算し、一世帯につき最大五十万円を助成する。

　白帆台以外に町外から転入した場合も、二人家族まで二十万円を交付し、家族が一人増えるごとに五万円を上乗せ。奨励金の世帯当たり総額は最大三十万円とする。

　さらに町民が町内で住宅を建て替えするか、新築物件を購入した場合も、祝い金名目で十万円を交付する。

　奨励金の交付対象者は、ことし一月一日から来年十二月三十一日までに新築住宅を購入し、転入手続きを済ませていることが条件。税金の滞納者は除外する。